大学の授業が終わってから,東海岸沿いの田舎町(と言ってもマレーシア内では比較的大きい)のKuala terrenganuとKota bharuへ行ってきました.Kuala terrenganuはレダン島への玄関口ですが,レダン島は基本的に雨季には閉まっているので,雨季にこの地域に行く人はほとんどいないのではないでしょうか.そういう点でこのブログは貴重かも??(訪問は1月15日ころ)普通の人なら乾季に行きましょうね!!
※実際のところ雨季でもレダン島は開いていました.桟橋をフラフラしていたら,レダン島から帰ってきた小さなフェリーが来ました.しかし,どうやらチャーターしたようで,一般人は乗れなさそうでした.
この記事ではKuala terrenganuについてのみ書きます.
行程
この旅行は2泊3日で行きました.まず,TBSバスターミナルを23時に出発し,Kuala terrenganuバスターミナルに朝4時頃到着しました.一日観光後,翌日の朝4:45にKuala terrenganuバスターミナルからバスに乗り,8時頃にKota bharuに到着.観光後18時発のバスでKuala terrenganuに戻り,翌日も観光して23時のバスでTBSバスターミナルに戻ってくるプランでした.
なんでこんなにややこしいプランなのかというと,もともとKuala terrenganuだけに行く予定だったのだけれど,あまりにもやることがないので近いKota bharuにも行っておこうとなったからでした.
Kuala terrenganu
Kuala terrengganuには朝の4時に到着しました.朝の4時に到着しても何もすることが無い!!しかもバスターミナルのトイレは有料で綺麗じゃないし,食事も朝早すぎて売っていない!!タクシードライバーは毎回声をかけてくるし,一人になりたい!と思ったので,仕方なくケンタッキー・フライド・チキンへ行きました...
このケンタッキー・フライド・チキンは24時間営業で,同じ建物内に比較的綺麗なトイレがありました(有料だったけど).
朝食後,近くの海岸のPantai Batu Buruk(バトゥ・ブル・ビーチ)を歩きました.野犬が6匹くらいいて,一匹に追いかけられそうになり怖かったですが,綺麗な朝日を見ることができました.朝到着して何もやることがないなら,ここへ行くべきです!
バスターミナルから市内観光バスがでています.どこまで行っても1リンギットでした.地球の歩き方には,市内観光バスが3つあるように書かれていますが(2018年版),実際には2つしかありませんでした.ただしこの2つのバスで基本的な場所はまわることができます.ただ,本数が少ないので適宜グラブを使うべきでしょう.
フローティングモスク
まずはMasjid terapung(Masjid tengah Zaharah,フローティングモスクとも呼ばれる)へ.ここに行くためにはC01のバスで行きます.最初に運転手に行先を告げると着いたら教えてくれます.ただ,この場所はモスク内の駐車場にちゃんと止まるので簡単です.
信者以外は入場できないと地球の歩き方には書いてありますが,意外と入れそうでした(入っていませんが).どうしても入りたい場合は,マレーシア人に聞いてみると入れるかもしれません.基本的にマレーシア人は優しいので(笑)
フローティングモスクは,まあそんな感じだよねという気持ちになりました.
帰るときも市内観光バスに乗りました.C01のバスは折り返すようなので(バス経路図,時刻表からはそう読み取れないが),20分後くらいに着いた場所と反対車線を通過します.そこで手を上げて止めればバスに乗ることができます.反対車線のドミノピザあたりで待っていたらバスが来たので乗れました.
このドミノピザでバスを止めて乗っても良いのですが,ドミノピザから少し歩いて交差点を渡ったところにちゃんとしたバス停があったので,そこで待つほうが良いと思います.
Muzium Negeri Terengganu
マレーシア最大の博物館と言われていますが,内容はかなり似通っているし,マレー語のみで表記されている部分も多いので飽きる人はすぐ飽きると思います.博物館の敷地内は,屋外の建物エリアと4つの建物による屋内展示に分かれています.建物エリアにはマレーシア特有の建物や漁村の再現といくらかの生き物がいます.屋内展示は伝統的な刀であるクリスやスルタン関連のものが大半を占めています.また,屋内展示にはマレーシアの石油会社であるペトロナスの展示があります.
マレーシアの他の博物館へ行った人は,クリスやスルタン関係の調度品は見飽きているかもしれないので,そういった方はすぐ飽きてしまうかもです.また,展示品もかなりくたびれていました.博物館の受付の人は英語を話せなかったです.館内の写真撮影禁止で,カメラも持ち込み不可能でした.α7Ⅱを下駄箱みたいなところに放置しなければならず心配でした(笑)
クリスタルモスク
Muzium Negeri Terengganuから20分ほど歩いて行きました.超暑かったので,歩くのはおすすめしません.
クリスタルモスクはクアラトレンガヌに来たら必ず行くべきでしょう.ガラス張りで素晴らしかったです.訪問した時期は工事中で入れなかったのですが,工事してないときは入れそうです.
ちなみにこのクリスタルモスクは大きなパーク内にあり,クリスタルモスクの隣にある黄色いモスク様の大きい建物がクリスタルモスクだと思ってしまうこともあるでしょうが,違うので気をつけてください.船で川をクルージングできるツアーにここから参加できます.
チャイナタウン
トレンガヌにはチャイナタウンもあります.他の場所のチャイナタウンよりは小さいですが,基本的なものは食べられます.
留学後半は色々あってベジタリアン生活をしていたのですが,バクテーだけは食べたかったのでいただきました.
クアラトレンガヌ中心部
クアラトレンガヌは2019年1月時点において再開発中で,ツーリストインフォメーション,Bukit puteri,フェリーターミナルは閉まっていました.ツーリストインフォメーションでいろいろ聞こうと思ったのですが...
フェリーターミナルは非常に大規模に改修しており,2019年の乾季前半には完成が間に合わないだろうなあと感じましたので,2019年にクアラトレンガヌからレダン島などへ行く方は注意してください.
セントラルマーケットもありますので,時間があったらぜひどうぞ.観光客用の布製品も売っています(少々コタバルよりも定価が安い).
船に乗ろう
街の中心部からもクルージングができます.ここは雨季でもクルージングをやっているようです.乾季ならば観光客が多く来て割り勘ができるのですが,私が行ったときには他に誰もいなかったので80リンギットと言われた気がします.一人で大きい船を貸し切れてこの値段ならありかも,と思ったので50リンギットだったかも....
クルージングをあきらめたので,市民が使う水上バスに乗ろうと思い,桟橋付近をぶらついていたら乗り場を発見しました.ここから3方面くらいへ水上バスが出ているようです.決まった時間はないようです.そこらへんにいるおっちゃんに行きたいところを伝えると乗ることができます.英語が通じる人はいませんでした.片道1リンギットだった気がします.
船に乗ってKampung seberang takirというところへ行ったのですが,何もなかったです.
宿
一番安かったThe Space Innというところへ泊りました.ドミトリーで部屋とトイレは十分綺麗でした.中華系マレーシア人オーナーに雇われている掃除担当だと推測される男性が,宿泊者と同じドミトリーに住んでいます.その男性が館内は禁煙なのに煙草を吸っており,非常に不快でした.空気清浄機まで用意して煙草を吸っているのになぜオーナーは注意しないのか不明です.
場所的にはバスターミナルにもチャイナタウンにも近く,セブンイレブンもすぐ裏にあるので最高のロケーションだと思います.
ちなみに雨季に行くとほとんど宿泊者がいないので,コミュニケーション取りたくない人にはおすすめです(笑)
まとめ
雨季のクアラトレンガヌは観光地に人がほとんどいないので結構おすすめです.ただ,クアラトレンガヌ自体は1.5日くらいで行きつくしてしまうので,そんなに時間を取らなくても良いでしょう.ここらへんは英語があまり通じませんでしたが,フェリーターミナルが閉まっていることを教えてくれようとしたり,どこから来たのーと聞いてくれる人もいたり,温かい街でした.まあマレーシア人はみんな優しいけど(笑)
非常に長くなってしまいました!世界で一番長い雨季のクアラトレンガヌの日本語ブログだと信じています!