マレーシア(UPM)留学と理系大学院のブログ

2018年9月から2019年2月までマレーシアに留学していた理系大学生です

25. UPMでの履修登録関係

今回はUPMでの履修登録について書きます.2018年度の情報なので鵜呑みにしないでください.多分マレーシアじゃなくてヨーロッパへ留学するならば,こんな記事はいらないでしょう.けれども,マレーシアはやはりまだまだ洗練されていませんので,こんなことでもシェアしておきます.

 

時間割決め

必要な書類は全て以下のURLから手に入れられます.

DOCUMENT | DIVISION OF ADMISSION & DIVISION OF ACADEMIC GOVERNANCE

まずは履修したい授業をシラバスから探しましょう.STUDY PROGRAMME HANDBOOK というものがそうです.授業の簡単な内容が書いてあります.履修したい授業をここで探しても,今期は無かったり,他の授業とかぶっていたりすることがあるので,しっかりと時間割を決めるのは後になります.

ある程度こんな授業取りたいなあと決まったら,BACHELOR LECTURE TIMETABLEで授業時間の確認をして,とりあえず履修時間割を考えましょう.けれどもほぼ確実にこのとき考えた時間割は変えることになります!そのために,他の授業も履修することを考えて,最初のほうは興味ありそうな授業は全部書き出しておきましょう.

 

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フィールドワーク

 

時間割設定後

履修したい授業に行ってみましょう.ここで駄目だと思ったらかまわず授業を変えましょう.最初に駄目だと思ったらたぶんその授業は最後まで駄目です.

最初の授業で,生徒と相談して授業の時間を変えることが良くあります.曜日を変えたり,1時間分の授業をオンラインの課題にしたりすることがありました.そういった話は一番最初の授業でするので,興味がある授業の最初の回は絶対に行きましょう.もし行かないと,時間割が変わっていて他の授業とかぶってしまうということもあり得ます. 

 

履修登録

履修登録は基本的にはインターネット上のe-SMPというもので2週目までに行いますが,留学生はe-SMPのアクティベーションが遅れて履修登録する時間が短いです.そのため,留学生に対してつく指導教員へ言って履修登録をしてもらうことが多いようです.私は指導教員の秘書にメールで履修したい授業を送り,履修登録してもらいました.その後,e-SMPが使えるようになったので,履修変更は自分でしました.

アカウントのアクティベーションが遅れるせいで,履修人数に上限がある授業(マレー語の授業など)をe-SMP上で履修登録することができなくなる可能性があります(実際にできなかった).その場合は授業へ行って先生に相談するしかないです. 

履修変更は基本的には2週目までに行いますが,4,5週目に履修登録をした生徒が同じクラスにいたし,7週目に履修登録をしたという猛者も聞いたことがあります.さすがに7週目はどうかと思いますが,留学生なので3,4週目まではギリギリ大丈夫そうです.ただし,3単位の授業は毎週3時間の授業時間があるので,かなり勉強内容をロスしていることには気を付けてください.

試験を受けるには80%の出席が必要です.出席のカウントは履修登録後の最初の授業から始まるので,1,2週に行っていなくても心配しなくて大丈夫です.

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成績基準

 

オススメの履修の仕方

正直言ってUPMの授業は当たりはずれが大きいです.実際私が履修した2つの授業は失敗だったかなと思いました.そういったことをできるだけ回避するために,私から提案があります.

最初にできるだけ興味がある授業に行き,面白そうならできるだけ履修登録をしましょう(上限の単位数はあるけれど).「外れ授業だな」と感じたら履修を取りやめる,または意図的に単位を落として日本の大学で単位申請はしない,という方法が良いと感じました.

履修取り消しは2週目までならe-SMP上で出来ます.3週目以降7週目以内はe-SMP上ではできなく,指導教員または国際オフィスへ行って申請するようです.最初のオリエンテーションで,3週目以降の履修取りやめには50リンギットがかかると言われましたが,実際には払わなかったという話も聞きました.